奈良・五條 懐かしさが活きる街

2019年03月21日

奈良県南部五條の旧市街『新町通り周辺』には飾り物の懐かしさでなく、現在進行形の生活感ある懐かしさがあり、ワクワクさせられます。

ただシンボル的存在であった餅商一ツ橋さんが昨年に店じまいされたのは残念の極みで、代表する風景だけにこの雰囲気は絶対死守!あわよくば復活を望みたいところです。

そして鉄分多めのわたしには、五新鉄道の遺構もたまりませんでした。

さらにそのうえ、市街に温泉あり、柿の葉寿司「タナカ」本店ありで、好物オンパレード状態!!

他に天平時代建造物・国宝栄山寺八角円堂、高校野球で有名な智辯学園の辯天宗総本山・如意寺もまわり、30数年ぶりの再訪を充分に堪能してきました。   y.terai

 

 

若狭 梅便り

2019年03月10日

3/5(火 )現在、三方五湖湖畔西田梅で七分咲きくらいでした。食用栽培なので派手さはないですが、広範囲に数多く植えられており、湖岸はコントラストが素敵でした。

そして近くの廃校になった小学校に、いまとなっては貴重な二宮金次郎像があったのでパチリ。いまも集落の皆さんに守られ頑張っておられました。  y.terai        

西九州最終日 さが維新博、筑後川、ちょこっと金栗四三?

2019年01月09日

3日目最終日。佐賀駅近くのホテルを朝7時30分頃チェックアウトし、車で繁華街方面へ。まずは鍋島家に敬意を表し『佐嘉神社』参拝、なんですが近隣にある県庁お勤めの方の仕事始めもここへの参拝からのようで、すでに一杯。紛れ込むようにお参りをさせていただきました。そして早稲田創始者であり時の内閣総理大臣であった『大隈重信候生家』へお伺いした後、『佐賀城址』へ。復元されて数年のまだ新しさの残る本丸御殿をくるっと一周してから、佐賀県庁最上階にある展望フロアでさが維新博開場時間まで一息することに。

『さが維新博覧会」「そのとき日本は佐賀を、佐賀は世界を見ていた。」約2時間近く、佐賀の先進性に感心させられ、少し早めでお昼に佐賀ラーメンなるものをいただきました。

昼食後佐賀市街におわかれし郊外の世界遺産認定・三重津造船所跡でさらにお勉強。

それから自分の若き頃、国鉄乗りっ放し旅で通ったであろう国鉄佐賀線遺構『筑後川昇降橋』へ。正月で物好きの訪問が多く係員が頻繁に橋の昇降をしてくれていました。

その筑後川を車で渡り福岡県へ入ります。これも30数年ぶりの『柳川沖端』をそぞろ歩きし、その風情をしばし楽しみました。柳川観光では川下りが有名です。わたしは川端からの見物客でしたが、それでも舟が高さのない橋まで攻めて通り抜けるさまは一興でした。

それでいよいよこの旅最後のお楽しみ灯篭祭りで名を馳せる山鹿温泉を一路目指します。

途中、山間部の田舎道にもかかわらず賑やかにのぼりが立ち並んで、オヤオヤ何だ???不勉強でまったく知りませんでしたが今年のNHK大河ドラマがまさしく通過中の南関町、和水町由縁の金栗四三さん、日本マラソン界の父だそうです。また昨日この辺を震源に震度6弱の熊本地震の余震と思われる揺れがあったようで、無事を確かめながら車を走らせました。

山鹿温泉では、芝居小屋で重文指定の八千代座を案内付きで堪能し、山鹿灯篭が金属でなく和紙だったんだと初めて知り、最後の最後に山鹿温泉さくら湯でゆったりほっこりとこの旅をしめました。

そして新幹線に乗り遅れないようにレンタカー返却地の新鳥栖駅に向かいます。必然と偶然、厚意と失意など、旅は人生の縮図だとさらに実感しながら帰路に着きました。

旅先でお世話になった方々、ありがとうございました。y.terai

 

西九州2日目 窯元、古い街並み、初詣、温泉

2019年01月09日

伊万里のホテルを朝7時前にチェックアウト。まだ夜が明けきらず人通り少ない市街を散歩します。あちこちに伊万里焼のオブジェが目につきます。

元の職業がら気になるので、訪れた町に百貨店があるようなら時間が許す限り観に行きます。伊万里にも数年前まで営業していた玉屋がありました。建物が手付かずで残っていたので外観をパチリ。どうもご苦労様でした。

8時になるまで散歩したら、ちょうどレンタカーを借りる時間、今回も次の日に新鳥栖駅返却のワンウェイです。

車で伊万里を出発、まずは肥前鍋島藩秘窯『大川内山』へ。そして以前訪問済みなので今回は大横綱・有田の市街はゆっくりと思い出すようにしながら通り過ぎ、『波佐見』に到着。

ここは白山陶器を代表格にデザインにすぐれた実用的な現代陶器が幅をきかせます。中尾山、鬼木棚田をドライブ後、古い陶磁器工場をリノベーション活用したところがあるとのことで気になっていた西ノ原に立ち寄り。すると現地に行くまで知らなかったのですが木造洋館風旧小学校講堂が懐かしい感じで待っていてもくれました。旧陶磁器工場、旧講堂ともに国登録有形文化財だそうです。そのうえ旧講堂横には駄菓子やさんが元気に営業しているではありませんか!!懐かしい嬉しさでいくつか購入、そのうち九州っ子必須の竹下のアイス2本は早速寒空の下でしたが、いただいてご機嫌さんです。

次に向かうは『嬉野温泉』。有名温泉地は足湯だけで失敬し、途中長崎新幹線の高架工事がかなり進んでいるのを横目に見ながら、古い街並みが残る『塩田津宿』へ。

そして重要伝統的建造物群保存地区つながりになりますが、鹿島の『浜宿二地区』と、そこから2キロほどの距離にある佐賀長崎でお稲荷さんといえばココ『祐徳稲荷さん』初詣をセットして肥前浜駅でお借りした電動自転車でまわります。正月三が日で自動車が渋滞で進まない横をスイスイと失礼し効率よく過ごさせていただけました。

またこの辺は有明海沿岸で、特有の景観や生物が気になります。そこで『道の駅・鹿島』にあるミニ水族館でむつごろうなどとご対面、ちょうど引き潮でガタも見れました。本当は炭焼き小屋で竹崎がにや牡蠣をいただきたかったのですが、入ってみるとどうもおひとりさま向きではないので遠慮し、有明の幸は今晩泊まりの佐賀でと気分を切り換え次に向け後にしました。

この時点で午後3時過ぎ。佐賀の小京都および羊羹の里・小城へ行くプランもありましたが、家族が川上峡にある『元祖白玉饅頭吉野屋』の白玉饅頭を興味ありげにしていたのを思い起こし、いまからなら間に合うかなと電話で取り置きをお願いしました。「売り切れ次第、早ければ夕方5時過ぎに店を閉める」そうなので、小城は割愛し先を急ぐことにします。

吉野屋に着くと嬉しいことに正月の白玉ぜんざいの接待がありました。なるほどこれかと、購入した白玉饅頭を食べるのがますます楽しみになりました。

日が暮れ佐賀市内に入る前に、『古湯温泉・立ち寄り湯英龍温泉』で一日の疲れをとります。

本日のホテルは佐賀駅近く。チェックイン後、佐賀駅でお土産を購入し、唐人町で待望の有明海の幸などをいただき活動終了。明日に備えます。  y.terai

西九州初日②

2019年01月07日

的山大島の位置です。行政単位で見ると数年前まで大島村として長崎県最後の村でしたが、いまは平戸市になっています。定期船は現在、的山港にしか出入りしていません。的山と神浦の距離は5キロ程、移動をどうしようか当日まで決めかねていました。

滞在できる時間は3時間を少し切るくらい。島にタクシーはなく、公営ミニバスが船の出入りにあわせて走っていますが、余裕をもったダイヤで組まれており、旅人が2集落をきちんと見てまわるには無理があります。

レンタサイクルもあるようですが、当日まで詳しいことを確認できていませんでした。それに観光地といいがたい場所で、よりによって正月三が日の訪問、さらにそのうえ当日いきなりとどうも雲行きが妖しい条件が揃っています。

そうこうしているうちに出向時間が近づき、考えがまとまらないまま船へ乗り込みます。すると船の乗船口近くに、島のレンタサイクルの案内が貼られていました。連絡先電話が固定と携帯が記載。乗船早々まずは固定へかけてみます。やっぱりてな感じでつながりません。正月だもんなー、休んでても仕方ないよなー。でももしかしてで、一縷の望みをもって携帯に粘り強くかけてみます。コール音待つこと1分くらい、少し戸惑いがちな口調で「もしもし」と出ていただけました。事情を説明したところ、到着時間にあわせて電動自転車を用意して待っていてくれるとのこと。ヤッターと、多分休みなのに申し訳ないなーの気持ちが半々。結局、ご厚意に甘えましたが・・・。

島人の深き人情が沁みます。本当にお世話になりありがとうございました。

自然、集落、そしてそこで生活されている人達とその文化。触れれば触れるほど心が浄化されます。時に島旅、わたしにとってこれからも必須です。

的山大島を後にしてからは、30年ぶりに平戸市街をぶらぶら。たびら平戸口からMR乗車で松浦駅下車。そこで地元魚を目当てに夕食。正月で名物の鯖も鯵もなく、ひらすやったらあるよとのことでこちらを刺身でいただきました。聞きなれない魚でしたがじつにうまかった。港町の底力でしょうか。

そして宿泊の伊万里入り。ホテルに荷物を置いて、MR乗り残しの伊万里-有田を夜汽車行しMR完鉄!1日乗車券万歳!

でいよいよ本日最後の〆とばかり、北部九州地元ラーメンチェーン店「筑豊ラーメン山小屋」で、温かうまいを1杯いただいてお終いです。

あっそうそう、本当は平戸で海鮮ちゃんぽんも食べたかった!以前北白川にその名も「平戸」、母娘2人で切り盛りする海鮮ちゃんぽん屋がありました。その味に誘われ何度か通ったことがあります。いまは親子とも地元に戻られ、その味をお披露目されているようです。お母さんはたびら平戸口駅構内に店を構えておられます。ただ正月三が日に来てもダメでしょ、わかっていたけど・・・日程的にここしか無理だったんだよねー。いつの日にかまた、それまで忘れえぬあの味をつくり続けていてください。よろしくお願いします。     y.terai

西九州初日 松浦鉄道、的山大島を第一に泊まりは伊万里①

2019年01月06日

正月休みに西九州を巡ってきました。

初日は夜行バスで朝8時過ぎ佐世保に到着。そしてそこから松浦鉄道の一日乗車券をフル活用して廻ります。

北松浦半島の地図です。黒太線が松浦鉄道(MR)です。

松浦鉄道佐世保-伊万里間の特徴は、第一に集落間をわざと右に左に遠回りするかのような線形で、遠距離になればなるほど点間移動にむかないこと。佐世保-伊万里をMR利用する地元民はほぼおられないでしょう・・・・・

次に海に近そうなのにほとんど海が見えないこと。特に佐世保-たびら平戸口間はほんの一部を除き、山岳路線の様相です。

そして主要駅の構内が、いまとなっては無駄に広いこと。 たびら平戸口駅が鉄道駅日本最西端であること。     伊万里駅の構造で、国鉄の頃つながっていた線路が、現在はMRとJRの間に走る幹線道路で真っ二つに分かれており、両社間の乗り換えが大変そうなこと。

このように書き並べると、マイナスイメージオンパレードのようですが、地理好き&鉄道好きにはこの地形のうえに歴史を重ねると芳醇な香りが漂い始めます。

リアス式海岸と北松炭鉱。そこを結んでいたいまは亡き国鉄世知原線に柚木線、臼ノ浦線。小学生の頃、時刻表の地図を食い入る様に見つめ、「こんなとこまで列車は走ってるんや、どんなとこなんやろ??」と想像を膨らませていました。

そんなわたしには昔~今に想いをめぐらすとても贅沢な時間でありました。

セピア色の余韻にひたりながら、たびら平戸口で下車します。

そう、本日の目的地は数年前にその風情を写真で目にしてからいつかの気持ちを持ち続けていた『的山大島の漁村集落・神浦と的山』。的山と書いてアヅチと読みます。平戸へ向かい、そこから片道40分少しの船旅です。 つづく y.terai

 

金曜に『郡是』へ行ってきました

2018年11月16日

郡是???

一般的に肌着で知られる『グンゼ』のことです。

京都北部・綾部の発祥でいまでも一大拠点があります。その広い敷地の一画にグンゼスクエアがありその中心施設が「グンゼ博物苑」、そのなかでも歴史的建造物を活用したグンゼ記念館のみ金曜だけの入館。なのでどうせならというわけで金曜日に訪ねてみました。

『郡是=グンゼ』の成り立ちはとても興味深いものです。綾部は旧何鹿郡(いかるがぐん)に属しその中心集落でした。昔からこの地域は繭の生産が盛んでしたが、残念ながら明治初めまでその品質は全国的に二流とされていたようです。

それを品質改善し地域発展に役立てようとしたのが当時何鹿郡養蚕業組合長の職にあった『郡是』の創業者・波多野鶴吉という人物。もっとも養蚕業振興には全般を主導できる強力な製糸業こそが必要と考えて、周りに協力を呼びかけ『郡是』を設立したのです。社名には「何鹿郡の進むべき道」的意味合いを込めたようです。

波多野の座右の銘は「至誠」。会社経営方針は「信」。「事業は人なり、善い人が良い糸をつくる」の言葉に人間尊重の姿勢が表れています。地元・綾部では故波多野夫婦はいまでも敬愛されており、その生き様をNHKで朝ドラ化してほしいという動きもあるようです。

綾部市街には宗教法人・大本の本部もあります。宗教的なことはよくわかりませんが、いまの時期紅葉が美しいとのことで敷地内を散歩させていただきました。ほか車で20分も走れば厳粛な雰囲気が漂う元伊勢三社もあり、そちらにもお参りしてきました。最近気分が曇りがちなのでまずは薄日でも差してくれればと少し期待です。

で早速・・・、喜ばしいことに期せずして帰りの特急車両がKTRのタンゴの海でした。

Oh!これから先も引き続きこの調子で是非お願いしたいところです。 うふふ。   y.terai

湖東で癒される

2018年10月24日

本日昼から守山で年一必須の『滋賀県電気工事業者保安講習会』を受け、電気の安全性の重要さを再認識してきました。

で、出掛けるついで??に御本尊33年大開帳の「櫟野寺」さんへ行きたくなって、随分と遠回りですが自分なりにルートプランをたて朝一でお会いしてきました。「櫟野寺」および御本尊十一面観音様についてはそのサイトでご確認下さい。御縁が繋がり心強く感じさせていただけます。

「櫟野寺」の近くに、こちらも古刹「油日神社」がおられます。こちらは甲賀衆の拠り所であり、また全国の油商の信仰が厚いお宮さん。雨上がり濡れた茅葺でさらに神聖さを増したように感じました

そして甲賀をあとに、貴生川からガチャコン近江鉄道で八日市へ。日野手前のトンネル辺りで徐行運転、日野川を渡り蒲生野をガタゴト通り抜けます。八日市では11時過ぎ早めの昼食に、食べログ調べ駅近の「日本料理・ひなどり」で高評価の親子丼をいただきました。

アッ、いまになって思い出しました。八日市に寄ろうとしたのには他に目的があったのです。名店「招福楼」の外観だけでも拝もうと思っていたのです。見事に忘れてしまいました。

また次の機会に・・・その時は外観だけでないことを願っておきましょう。y.terai

大台ケ原 トレッキング

2018年10月04日

天気予報に充分注意し晴れそうな日をギリギリまで見極めて、昨日待望の大台ケ原へ行ってきました。

東大台の日出ガ岳、大蛇グラ、シオカラ谷を巡るコースです。一部紅葉が始まっている様子でした。

日出ガ岳では知らぬまに標高1695Mに登っていたようです。富士山はのぞめませんでしたが、熊野灘や生駒・信貴の稜線までくっきりと見れて充分でした。

大蛇グラはその突端に立つことまではできませんでした。足元がカジュアルシューズではとてもとても敵う相手ではありません。それに周りには安全な場所でその景色そして遠くからでもはっきり聞こえる水音に永くヒーリングされている山人が多数居られ、あまり邪魔なことはできません。でも好奇心との葛藤もあり、静かにそろそろと四点歩行で突端の1M程手前までは行ってみました。

そしてシオカラ谷の沢の清廉な水で顔を洗った後、一周コースの終点駐車場へ戻りました。所要時間3時間少し、変化に富んだ素晴らしい大自然に触れられました。

駐車場にある上北山村営売店でいざさ寿司とカップラーメンで遅めの昼食をとり、大台教会にお参りしてから次の目的地、秘湯で名高い上北山村営子処温泉へ。

途中、辻堂山林道を通り抜けるのに予め村役場に通行可能であることは確認していたのですが、それでも先日の台風24号で折れた枝や山肌から転がってきた石があちこちに散乱していて、徐行運転しながら少し不安でした。

やっとの想いで子処温泉へ到着すると、看板犬が馴れ馴れしげにお出迎えしてくれました。昨日まで台風で休業しており、約40分の滞在中に客はわたしの他に男性ライダー1名。なのでじゃれてくるのもしかたがなさそうです。

温泉でほっこりしたら時刻はもう16時ごろ、そろそろ帰路につかなければいけません。途中、上市で柿の葉寿司の平宗本店に立ち寄り、柿の葉と献上鮎寿司をお土産に購入。木材の街をとおりぬけ、カーナビの案内どおりに進んでいたらなんと通行止め、夕暮れせまるなか細い山道に迷い込むことになりました。

山をなんとか抜けた先が壺阪寺さんでした。これもご縁、横から拝めさせていただけて結果オーライです。ある意味さすがのカーナビです。こういうこともあって旅はまだまだやめられそうにありません。さて次は何処へ行きましょうか・・・      y.terai