西九州初日 松浦鉄道、的山大島を第一に泊まりは伊万里①

2019年01月06日

正月休みに西九州を巡ってきました。

初日は夜行バスで朝8時過ぎ佐世保に到着。そしてそこから松浦鉄道の一日乗車券をフル活用して廻ります。

北松浦半島の地図です。黒太線が松浦鉄道(MR)です。

松浦鉄道佐世保-伊万里間の特徴は、第一に集落間をわざと右に左に遠回りするかのような線形で、遠距離になればなるほど点間移動にむかないこと。佐世保-伊万里をMR利用する地元民はほぼおられないでしょう・・・・・

次に海に近そうなのにほとんど海が見えないこと。特に佐世保-たびら平戸口間はほんの一部を除き、山岳路線の様相です。

そして主要駅の構内が、いまとなっては無駄に広いこと。 たびら平戸口駅が鉄道駅日本最西端であること。     伊万里駅の構造で、国鉄の頃つながっていた線路が、現在はMRとJRの間に走る幹線道路で真っ二つに分かれており、両社間の乗り換えが大変そうなこと。

このように書き並べると、マイナスイメージオンパレードのようですが、地理好き&鉄道好きにはこの地形のうえに歴史を重ねると芳醇な香りが漂い始めます。

リアス式海岸と北松炭鉱。そこを結んでいたいまは亡き国鉄世知原線に柚木線、臼ノ浦線。小学生の頃、時刻表の地図を食い入る様に見つめ、「こんなとこまで列車は走ってるんや、どんなとこなんやろ??」と想像を膨らませていました。

そんなわたしには昔~今に想いをめぐらすとても贅沢な時間でありました。

セピア色の余韻にひたりながら、たびら平戸口で下車します。

そう、本日の目的地は数年前にその風情を写真で目にしてからいつかの気持ちを持ち続けていた『的山大島の漁村集落・神浦と的山』。的山と書いてアヅチと読みます。平戸へ向かい、そこから片道40分少しの船旅です。 つづく y.terai

 

金曜に『郡是』へ行ってきました

2018年11月16日

郡是???

一般的に肌着で知られる『グンゼ』のことです。

京都北部・綾部の発祥でいまでも一大拠点があります。その広い敷地の一画にグンゼスクエアがありその中心施設が「グンゼ博物苑」、そのなかでも歴史的建造物を活用したグンゼ記念館のみ金曜だけの入館。なのでどうせならというわけで金曜日に訪ねてみました。

『郡是=グンゼ』の成り立ちはとても興味深いものです。綾部は旧何鹿郡(いかるがぐん)に属しその中心集落でした。昔からこの地域は繭の生産が盛んでしたが、残念ながら明治初めまでその品質は全国的に二流とされていたようです。

それを品質改善し地域発展に役立てようとしたのが当時何鹿郡養蚕業組合長の職にあった『郡是』の創業者・波多野鶴吉という人物。もっとも養蚕業振興には全般を主導できる強力な製糸業こそが必要と考えて、周りに協力を呼びかけ『郡是』を設立したのです。社名には「何鹿郡の進むべき道」的意味合いを込めたようです。

波多野の座右の銘は「至誠」。会社経営方針は「信」。「事業は人なり、善い人が良い糸をつくる」の言葉に人間尊重の姿勢が表れています。地元・綾部では故波多野夫婦はいまでも敬愛されており、その生き様をNHKで朝ドラ化してほしいという動きもあるようです。

綾部市街には宗教法人・大本の本部もあります。宗教的なことはよくわかりませんが、いまの時期紅葉が美しいとのことで敷地内を散歩させていただきました。ほか車で20分も走れば厳粛な雰囲気が漂う元伊勢三社もあり、そちらにもお参りしてきました。最近気分が曇りがちなのでまずは薄日でも差してくれればと少し期待です。

で早速・・・、喜ばしいことに期せずして帰りの特急車両がKTRのタンゴの海でした。

Oh!これから先も引き続きこの調子で是非お願いしたいところです。 うふふ。   y.terai

湖東で癒される

2018年10月24日

本日昼から守山で年一必須の『滋賀県電気工事業者保安講習会』を受け、電気の安全性の重要さを再認識してきました。

で、出掛けるついで??に御本尊33年大開帳の「櫟野寺」さんへ行きたくなって、随分と遠回りですが自分なりにルートプランをたて朝一でお会いしてきました。「櫟野寺」および御本尊十一面観音様についてはそのサイトでご確認下さい。御縁が繋がり心強く感じさせていただけます。

「櫟野寺」の近くに、こちらも古刹「油日神社」がおられます。こちらは甲賀衆の拠り所であり、また全国の油商の信仰が厚いお宮さん。雨上がり濡れた茅葺でさらに神聖さを増したように感じました

そして甲賀をあとに、貴生川からガチャコン近江鉄道で八日市へ。日野手前のトンネル辺りで徐行運転、日野川を渡り蒲生野をガタゴト通り抜けます。八日市では11時過ぎ早めの昼食に、食べログ調べ駅近の「日本料理・ひなどり」で高評価の親子丼をいただきました。

アッ、いまになって思い出しました。八日市に寄ろうとしたのには他に目的があったのです。名店「招福楼」の外観だけでも拝もうと思っていたのです。見事に忘れてしまいました。

また次の機会に・・・その時は外観だけでないことを願っておきましょう。y.terai

大台ケ原 トレッキング

2018年10月04日

天気予報に充分注意し晴れそうな日をギリギリまで見極めて、昨日待望の大台ケ原へ行ってきました。

東大台の日出ガ岳、大蛇グラ、シオカラ谷を巡るコースです。一部紅葉が始まっている様子でした。

日出ガ岳では知らぬまに標高1695Mに登っていたようです。富士山はのぞめませんでしたが、熊野灘や生駒・信貴の稜線までくっきりと見れて充分でした。

大蛇グラはその突端に立つことまではできませんでした。足元がカジュアルシューズではとてもとても敵う相手ではありません。それに周りには安全な場所でその景色そして遠くからでもはっきり聞こえる水音に永くヒーリングされている山人が多数居られ、あまり邪魔なことはできません。でも好奇心との葛藤もあり、静かにそろそろと四点歩行で突端の1M程手前までは行ってみました。

そしてシオカラ谷の沢の清廉な水で顔を洗った後、一周コースの終点駐車場へ戻りました。所要時間3時間少し、変化に富んだ素晴らしい大自然に触れられました。

駐車場にある上北山村営売店でいざさ寿司とカップラーメンで遅めの昼食をとり、大台教会にお参りしてから次の目的地、秘湯で名高い上北山村営子処温泉へ。

途中、辻堂山林道を通り抜けるのに予め村役場に通行可能であることは確認していたのですが、それでも先日の台風24号で折れた枝や山肌から転がってきた石があちこちに散乱していて、徐行運転しながら少し不安でした。

やっとの想いで子処温泉へ到着すると、看板犬が馴れ馴れしげにお出迎えしてくれました。昨日まで台風で休業しており、約40分の滞在中に客はわたしの他に男性ライダー1名。なのでじゃれてくるのもしかたがなさそうです。

温泉でほっこりしたら時刻はもう16時ごろ、そろそろ帰路につかなければいけません。途中、上市で柿の葉寿司の平宗本店に立ち寄り、柿の葉と献上鮎寿司をお土産に購入。木材の街をとおりぬけ、カーナビの案内どおりに進んでいたらなんと通行止め、夕暮れせまるなか細い山道に迷い込むことになりました。

山をなんとか抜けた先が壺阪寺さんでした。これもご縁、横から拝めさせていただけて結果オーライです。ある意味さすがのカーナビです。こういうこともあって旅はまだまだやめられそうにありません。さて次は何処へ行きましょうか・・・      y.terai

 

大山開山1300年 鳥取へ②

2018年09月10日

夜が明け台風一過で少し霞みはあるものの晴れた空の下、朝6時前から大神山神社奥宮、大山寺本堂、阿弥陀堂の順で1時間半ほど散策???、いやいや足元はサンダルながらしてることはトレッキングかな・・・で、日本一長い石畳参道、橋のないところでの佐陀川上渡り、崖づたいの山道をズンズン歩き、自然に抱かれた神聖な雰囲気を独り占め状態で満喫しました。

そして宿で朝食をいただいたらすぐに出発!大山をぐるっと周り、関金温泉で一番風呂立ち寄り湯して倉吉へ抜けました。倉吉では早めの昼食、というのも昼になると行列必至の人気牛骨ラーメン店「幸雅」でなつうまラーメンを食べたかったから。噂に違わずこれはいけました。飽きのこない味、また食べたいと思わせます

お腹が満たされた後は、しばし倉吉まちなみ散策。懐かしの鉄道好きには倉吉線資料館は嬉しかった。他にも古いけど現役の銭湯がとってもいい感じ。倉吉淀屋の大阪淀屋(橋)との意外な関係が知れたり、有意義な時間を過ごせました。

倉吉の次は、名探偵コナンで街興しの由良を目指します。何か場違いを感じながらもそれなりにコナンワールドに浸り楽しみました。

この時間くらいから、レンタカーの返却地である鳥取駅18:40発の「スーパーはくと」に間に合うように残り時間を考えながら行動していきます。

それで帰り道がてら小城下町鹿野で名物の地鶏そばをいただき、早足で白兎神社参拝、仁風閣、鳥取城址石垣を眺めるだけで我慢し、鳥取駅近くのトヨタレンタカー営業所に到着。返車したのが18時前。列車発車時刻に少しあるので駅前をうろうろ、居酒屋「てんまり」で鳥取の味を一握り手早くいただいて駅へ駆け込みです。

自由席なので期待していなかったのですが、列車はガラガラで最後尾ながら展望席を確保でき優雅な気分で旅を締めくくれました。

いつもどおり詰め込むだけ詰め込んだ今回の一人旅。さて次はどこへ行きましょう?どうやら旅中毒にかかっているようです。処方箋は仕事、仕事、仕事。それでしばしの我慢我慢・・・・・   y.terai

大山開山1300年 鳥取へ①

2018年09月09日

猛暑でエアコン取付に追われた夏の仕事も9月に入り落ち着き始めてきたので、えいっやっと踏ん切りつけて開山1300年大山詣でを第一に、他もろもろをくっつけて鳥取(一部島根)へ一人旅に 行ってきました。

月曜日夜、仕事を終わって三宮から米子行き夜行バスに乗り込みます。早朝の吉野家で牛とろ定食を食べたらタクシーで皆生温泉へ。ホテル併設で日帰り利用できる「汐の湯」、早朝6時から入れるうえに、この時間帯の料金はなんと300円でとてもリーズナブル!”設備もよくとってもおすすめです。今回の旅初日はおかげさまでここで気持ちよく目覚められました。

朝7時を過ぎ動き始めた路線バスで米子市街へ戻り、トヨタレンタカー営業所が開くのをしばし待ち、手続き後勇躍、隣町にある庭で超有名な足立美術館へ向かいます。途中、清水寺に立ち寄ってから入館。充分に庭と美術品を堪能した後、松江/宍道湖・一畑電車沿いに一畑薬師を目指します。一畑薬師は目にご利益があります。「ゲゲゲの鬼太郎」水木しげるさんとも縁深く、目玉おやじがあちこちで出迎えてくれます。また一畑電車がその名のとおりここへの参詣者を運ぶ目的で敷設されたくらいですからとても由緒あるお寺さんに間違いはありません。

そして昼になり松江郊外で人気の廻る寿司店「北海道」で地のもの中心にいただきます。お腹が満たされて寝不足もあるので睡魔に気をつけながら、中海を大根島、ベタ踏み急坂で注目の江島大橋経由で通り抜けて、境港水木しげるロードをぶらぶら、美保関神社で神事を拝見、弓ヶ浜とまわり、夕刻には大山山麓の豪農集落『所子』に立ち寄り、19時過ぎに大山寺近くの宿にチェックインしました。

この日は台風21号の影響で、昼過ぎから悪天候。ただし明日は朝から晴れるとの予報だったので、早朝の大山散策を楽しみにして、夜行バスの寝不足と過密スケジュールの疲れからこの夜は早くに就寝しました。  つづく    y.terai

岐阜 ノスタルジー

2018年08月19日

お盆休みは3日間。中日は必須私事と急用仕事でお終い。そこで最終日に一人でぶらっと車で出掛けました。

目的地はダムで湖底に沈んだ旧徳山村≒徳山湖&徳山ダム。

なんですがまずは通り道の関が原へ立ち寄り。というのも50数年生きていますが、通過するばかりで合戦地に足を踏み入れたことがなかったんです。朝7時前に小雨のなか石田三成が陣取った笹尾山から決戦地方向を想像力豊かにみつめます。

それから美濃一の宮「南宮大社」にお参りした後、中仙道宿場町垂井をウロウロし、8時オープンの『パンの森・グルマンヴィタル』に一番乗り。ちょっとリッチなグルマンモーニングでおなかを満たしてこれから先に備えます。そしてパン好き家族へお土産に焼きたてパンをいくつか買って出発。

次に向かうは「さざれ石公園」。国歌『君が代』にでてきます。中曽根元総理の認定もあるようです。ありがたく手を合わせました。

そして揖斐川町経由で旧名鉄黒野駅跡にできたレールパークへ。ここのNゲージ鉄道模型ジオラマには感心しました。営利目的でなく地元有志のボランティアでここまで立派なのはそうそうないと思います。運転日は土日中心で、当日は基本的にクローズでしたがメンバーの方一名が新しいジオラマづくりに作業されていたので、声をかけ入室させていただきました。

そこで旧名鉄谷汲線の貴重な情報もいただけました。、旧谷汲駅に名車が残っているとのこと。途中廃線跡も楽しめるとあっては行かないわけにはいきません。

懐かしい・・・。長男が幼い頃、連れてきた思い出がよみがえります。もうあれから20数年も経つんだな~

感慨にふけりながら藤橋の道の駅へ。そこでは温泉入浴と昼食にそばで一服。旧徳山村の資料館もあります。そういよいよ目的地に近づいてきています。

徳山ダム、徳山会館に立ち寄り.、徳山湖沿いを冠山に遮られる現時点の国道417号終点まで行き着いてそこでUターン。途中に各集落を偲べる展望台もあり、よそ者ながら櫨原と本郷にお邪魔させていただき、徳山湖の下に眠る集落そしてそこで生活していた村人に想いをはせました。何が正解かはわかりませんが、先祖代々住み慣れた土地をなかば強制的に出て行かなければいけなかった悔しさ、寂しさ、不安感・・・そういった消えない想いのうえに、いまのわたしの生活もあるんだと感じました。

一日一日を大切に暮らしていきます。       y.terai