鉄の旅②

鉄旅でJR芸備線と木次線に可能な限り長い距離を乗りたかったのですが、如何せん運転本数が少ないうえに備後落合駅での接続がよくないので、今回はスケジュール的に備後庄原から備後落合経由で出雲三成までの区間で我慢となりました。

庄原の街はマツダスタジアムから遠く離れているものの、そのカープ愛は広島市民に負けず劣らずのようでして、備後庄原駅ホームではカープ選手のオブジェが出迎えてくれます。

備後落合では列車乗り換え待ち時間の約90分を利用して、片道徒歩15分圏内にあるドライブイン落合で名物おでんうどんをいただきました。

そのあと駅でまだ20分ほどの待ち時間を持て余していたら、ホームで植物に水やりされていた地元ボランティアの方から声をかけられ、ホームにある小屋にお招きいただくことになりました。

 

するとなんとそこには備後落合駅全盛時を彷彿とさせるジオラマがあったのです。40年ほど前の懐かしい思い出が蘇ります。

当時は陰陽連絡といえば高速道路もなく、広島松江間を急行ちどりが夜行便含め一日何往復もしていた時代です。備後落合駅ではゆったりと停車時間がとられていたので、列車が停まる度にホームの立ち食い蕎麦は人であふれていました。そこで口にした山菜そばが人生最高にうまかった記憶があります。太麺の田舎そばでしっかりと風味があった・・・・まぁ、いまとなっては10代半ばのガキの頃それも日常から離れ浮ついた旅先のことと考えると過大評価だったのかもしれませんが・・・、ただわざわざスケジュールを変更しもう一度食べに戻ったことは事実です。さきほどの地元ボランティアの方にその山菜蕎麦の話をしても、そんなのあったかな?という反応でしたが・・・

思い出は美しい、それでよしとしておきましょう。ただその思い出をいつまでもまぶしいものに感じるためにも、備後落合駅、そしてJR芸備線・木次線の存続を微力ながら強く願っています。       y.terai

<この度の旅のみっけもの>庄原「ドライブイン ミッキー」の牛乳みそホルモンチャンポン 元が牛乳屋さんで地元民熱愛のレストラン! 絶ウマでした、ごちそうさま。