浜松中山間地域「佐久間、水窪」に行ってみました

2024年09月07日

台風10号接近でJRはじめ公共交通機関が乱れるなか、8/28に浜松へ行ってきました。

当日18:00プレーボールで名古屋バンテリンドームでのプロ野球観戦チケットを手に入れていたので、それまでの時間に近隣で以前から気になっていた地域を巡ってみようと選んだのが、いまは浜松市天竜区に属する旧佐久間町と旧水窪町でした。

なぜそこまで気になっていたのか?と考えてみますと、たしか小学生の時だと記憶していますが、日本の高度成長期のシンボル的建造物として黒四と並んで教わった佐久間ダムの存在。そして同じく小学生の頃「JTB時刻表」をながめていて、山間地域ながら飯田線沿い水窪町にバス路線が集まっていた記憶・・・そんなこんなで琴線に触れずっと気になっていたわけですね。

 

 

 

それで訪ねる前に佐久間・水窪地域が昭和30年頃は賑わっていたであろう資料がないかとインターネット検索で調べてみたら、概算ですが人口データが見つかりました。当時はこの山あいの狭いエリアに35千人以上が住まれていたようです。なんといまなら市政施行できる規模ですね。それがこの半世紀で過疎化が進みそれも近年に加速しているようでいまや当時の十分の一ほどに減ってしまっています。

そこでわたしの幼少期にあたる日本高度成長期を強くしっかりと支えてくれた佐久間ダムに還暦を迎えたいまこそ敬意を表し現地で詳しく知りたい、そして昭和中期に繁栄を極めたであろう塩の道沿い水窪商店街の現状はいかほどかこの目で確かめておきたい。それが旅の目的になりました。

まぁ行ってみてなにがあったわけではないですが昭和への強い郷愁を感じられたうえに、自分としてはなによりも 気分的にすっきりしたことがよかったですね。

誰しも気になる対象は違うものの、解決しておきたいすっきりしておきたい課題はありがちなこだと思いますがいかがでしょう?    y.terai

 

高知旅③

2024年08月25日

2日目最終日、いよいよ娘待望の北川村・モネの庭へGO!高知市内から車で約90分。太平洋海岸沿いを走るので、津波避難タワーなどを確認し用心しながら進みます。

北川村モネの庭は世界で唯一、本家フランス財団お墨付き。そして目玉はなんといっても睡蓮の花で、ベストコンディションの午前中にあわせて訪問しました。それが見てのとおりです。いかがでしょうか!?!

わたし的には娘がとても感激し喜んでくれたので、それだけでよし・・・・・なんですが・・・いくつになっても親子はそんなもんなんでしょうね。

また機会があれば一緒に旅したいと思います。  y.terai

追伸;高知市内に戻って列車出発まで90分ほどあったので、お互いにフリータイム。娘は牧野植物園へ、わたしはリベンジに「ひろめ市場」で昼飲み。屋台安兵衛の名物・餃子をテイクアウトして後で娘といただきました。色んな意味で、今回の旅は「ごちそうさま、そしてありがとう高知」って感じです。

高知旅②

2024年08月25日

2日間の旅程で初日は高知駅到着後、駅近くにある高知アイスカフェで半田そうめんとアイスを昼食にいただき急いでレンタカーに乗り込み出発!

まずはわたしチョイスの仁淀ブルーを目指します。沈下橋や道の駅に寄りながら、にこ淵と安居渓谷・水晶淵を巡りました。酷暑のなか付き合ってくれてありがとう。

そいでお礼に高知市内への帰り道に芋屋金次郎本店でスイーツをごちそう。お土産もだいたいのものをここで用意しました。

宿は地震の心配もあったので、安心第一に関西資本老舗「新阪急ホテル」に泊まりました。設備に古さを感じるものの、特筆すべきはバイキング式朝食で地元色を適度に織り交ぜながら、和洋でバリエーション豊かにとても満足いくものでした。

夕食は街に繰り出し、19時過ぎに定番の高知の食あふれる「ひろめ市場」にまず行ってみましたが、慣れないこともあり30分経過しても席が確保できずあきらめることに。そこで堅実に評価の高い「明神丸帯屋町店」で1時間近く順番待ちしてから、鰹、鯨を初め郷土食を堪能させていただきました。娘は特に鰹だし茶漬けを気に入ったようで、翌朝ホテルの バイキングにも並んでいたので喜び食していましたとさ。  y.terai

 

 

 

お盆に高知へ行ったとさ

2024年08月25日

海トラフ大地震の心配があるなか、娘のたっての希望でお盆休みに高知へ行ってきました。

彼女のお目当ては東部・北川村のモネの庭。自動車運転免許を所持しない彼女にはとてもハードルの高い立地。

そこでわたしの好みにあう目的地とあわせて旅するならと取り引きを持ち掛け、GIVE&TAKEで出掛けることにしました。

まず岡山からはアンパンマン列車で気分を盛り上げていきます。いつもの一人旅では決して選ばないとても騒がしい保育園状態が続きましたが、アンパンマンとともに娘の幼い頃を想い出し懐かしさを感じながらの始まりとなりました。   y.terai

長岡京の柳谷観音へ行きました

2024年06月12日

開門時刻にあわせて行ってきました。すでに門前には20名ほど並んでおられました。

上書院の特別拝観もありあじさいだけでなく新緑も特別な空間から楽しめます。ただあじさいのピークはもう1~2週間あとのようでした。

帰路途中に長岡天神駅前のレトロカフェ「フルール」で推しのプリンをいただきました。現世に媚びないなつかしい味、いまの若者にはかえって新鮮なんでしょうね。店名が以前飼っていたうさぎの名前と同じこともありしばしセピアな気分に浸りました。    y.terai

多治見へ行ってみました

2024年05月26日

名古屋から快速で40分少し、特急しなのならわずか20分少しで到着します。そうJR利用なら名古屋の充分な通勤通学圏なんですが、途中山間部をくぐりぬけねばならず、それも岐阜県に入ることもあり名古屋近接のベッドタウンとは違う雰囲気を感じれます。

まぁ都市圏の立ち位置としては私が住む滋賀県大津市の関西圏におけるそれと似ているようにも思っています。

それで何気に気にかかっていながら通過ばかりしていたこの街へ行ってみることにしました。

まずは言わずと知れた美濃焼の街、そして真夏になると埼玉・熊谷と競いあうようによくマスコミに取り上げられる日本一暑い街のひとつでもあります。ただ多治見は写真のとおりそれだけの街ではありませんでした。

多治見周辺に全く馴染みのない関西人にはどこの景色やねん、北海道?・・・京都?・・・ってとこやと思います。私も行くにあたり下調べするまでここまでのものが揃っているとは知りませんでした。北海道?のは名古屋の名門私立南山学園のルーツともいえるカトリック神言修道院、京都?のは国宝建築を2棟も擁する臨済宗寺院永保寺です。それもこの2軒はどちらも虎渓山エリアにありちょっとした山歩き程度で移動できるので、そこと少し離れた街の中心オリベストリートとをあわせれば充実した半日観光コースができそうです。

どうです、関西の皆さん!名古屋とくっつけて旅してみては。大手旅行社だと名古屋とのパックでよくジブリパークやレゴランドがありますが、私みたいな渋好みの方には多治見を瀬戸や岡崎と並んでお勧めします。                              y.terai

追伸;名古屋までは大和八木からの乗車で、近鉄特急ひのとりプレミアムシートを利用しました。

 

関西の人気行楽地巡り②

2024年05月08日

淡路島北部へ神戸三宮から高速バスでGO!

 

 

まずは朝一空いてるうちに季節の花を愛でに国営明石海峡公園&淡路夢舞台・百段苑そしてあわじ花さじきへとまわりました。当日は見てのとおりの超快晴。家に帰って自分の顔を鏡に映すと、笑っちゃうくらい鼻の頭まっかっかで、どうもこの時かなりの紫外線にやられていたようです。

日よけにバケットハットを持参していたのですが、わりと風が強くろくにかぶれなかったのも鼻頭まっかっかの一因でした。

それでかぶらずに持ちあるいていたバケットハットが、公園帰りのバスを岩屋港で降りてふっと気づくと見当たりません。アチャちゃどうしましょう・・・それ60才を迎えた誕生日に家内からもらったプレゼントのひとつなんですよ・・・・・・

記憶をたどると、どうも花さじきで落としたか、置いてきてしまったか・・???こりゃ、やばいよヤバいヨ。

まずは花さじきインフォメーションセンターへ問い合わせの電話をしますが、いまのところそのようなものは届いていませんとのこと。

こうなりゃ花さじきに戻って思い当たるエリアを家捜ししなきゃ! なんですが花さじきへ行くバスの時刻までかなりあります。落ち着け、さらにこうなりゃ慌て過ぎずにせっかくの淡路島を楽しむことも忘れずにってことで、岩屋集落内を頻繁に行き来するバンバンバスを利用して時間の許す限り美湯松帆の郷で気が気でないながら湯ったりタイム&生しらす丼ランチタイムにあてました。

で、ようやく花さじきの心あたりのエリアに戻ってみると、目につくところ優しげにどなたかが見覚えのあるバケットハットを置いてくれていました。無くしてから3時間以上は経っていたでしょう。GW真っ盛り。家族連れで駐車場満杯、園内も相当の人出の状況のなかでありながら・・・

わたしもそういう人でありたい、本当にありがとう。あなたのおかげで気を揉むことなくすっきりと淡路島を後にできました。次は誰かにわたしが善意のリレーバトンを手渡します、必ず。      y.terai

関西の人気行楽地巡り①

2024年05月06日

60才になって、いまさらなんですが飛鳥・斑鳩と淡路島北部をGW別日でぶらついてきました。

どちらも京阪神から日帰りで気軽に行ける人気行楽地ですが、自分の興味のド真ん中になかったので、いままで岡寺、法隆寺、淡路SA、野島断層など単発でつまみ食いはさせていただいていたものの、その地域をしっかり巡検?するってことまではできていませんでした。

今回の飛鳥石造物、淡路島お花畑の他にもまだまだありそうですが、大学生活4年間以外はずっと関西で生活してるんやから、世界中、日本中はもう無理にしても、せめて関西で気にかかったところがあるのなら見残すことなくどしどし訪れたい・・・行けるうちに行っておこう。そんな感じです。

それでまずは飛鳥行き。そのきっかけは、いつもかかさず見ている『ブラタモリ』。石舞台、酒舟石、水落遺跡、飛鳥寺、甘樫丘、高松塚古墳、キトラ古墳を電動自転車で巡りました。

古代はあまりにも遠くわたしのちっぽけな頭ではロマンというまでにはその想いは 膨らみませんが、残されたものたちをとおして古代の人々がいまを生きる我々に警鐘を鳴らしているようには感じました。

「自然への畏敬の念を忘れちゃいけないよ。行き過ぎたひとりよがりな文明は身を滅ぼしかねないからね。多様性を認めながら調和していくことが大切だよね。それぞれが許しあえる高めあえるにはどうすればいいんだい?よく考えてみなよ。」         y.terai

P.S.飛鳥から斑鳩への公共交通機関利用は、近鉄筒井駅から法隆寺前経由王寺駅行き奈良交通バスが便利です。

また西大寺駅立ち飲み処「蔵元 豊祝」は、食べログで西大寺駅コンコースとなっているので改札を出て駅構内および駅周りを30分ほどウロウロキョロキョロしてしまいましたが、駅ナカ商業施設内でしたのでご注意ください。

 

埼玉県の建造物で唯一の国宝は?

2024年04月21日

それは熊谷市に含まれる旧妻沼町にある歓喜院聖天堂です。平成24年に指定されました。工芸品や典籍、考古資料については国宝指定があるようなんですが、建造物としては県唯一です。

埼玉県は「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」の影響で、近頃滋賀県民には親近感ある存在となっています。が、なかなか大宮より遠くに足を運ぶ滋賀県民は数少ないかと思います。

私にとっても埼北地域は未開拓で、渋沢栄一ゆかりの深谷にも行きたいかななんですが、今回は時間の関係で妻沼と熊谷市街への訪問となりました。ちょうど木曜平日にも関わらず聖天様では縁日屋台が立ち並んでお祭りがにぎやかに行われていました。国宝・ 聖天堂についてはボランティアガイドさんの丁寧な説明でとても勉強になりました。

妻沼は以前熊谷から東武鉄道が他路線と切り離されたかたちのなか走っていて、時刻表を眺めていて子供心に何があるのかなと気になっていたことも思い出しながら懐かしく門前町を散策させていただきました。

あと興味深いのは聖天堂初め先に挙げた三峯神社、秩父神社、それに有名な日光東照宮もそうですが、建物が関西では見られない鮮やかな色使いで彩られ目を引くこと。個人的にはただ派手というのでないその落ち着いた煌びやかさに魅了されます。

そして熊谷市街へ。ここで気になっていたのは八木橋百貨店と熊谷うどん。前者は私が8年間阪急百貨店にお世話になっていたことがありいまでも地方百貨店の行く末が心配でどこに行ってもそこに百貨店があればついつい様子を見に立ち寄ってしまいます。でさらに心配が深まるんですが・・・

熊谷うどんはこのあたりが小麦産地で地産地消のおいいしい逸品。細めのつけめんでつるつるいけちゃいます。〆に居酒屋いなほで癖あるマスターをあてにお酒をいただき、日本一熱い街・熊谷、ラグビーの街・熊谷を後にしました。   y.terai

 

東京に最も近い国立公園は?

2024年04月20日

 

それは「秩父多摩甲斐国立公園」になります。

東京で集まりがあり品川のホテルに宿泊後、翌朝眠い目をこすりこすり6:50池袋発の特急ちちぶ、そう乗ってみたかった待望のラ・ビューの車両で、玄関口の秩父へ向かいました。

 

 

朝一開園したてをねらいまず満開見ごろの芝桜咲き溢れる羊山公園を散策。そして狛狼が守る霊山・三峰山を往復2時間かけて参拝したのち秩父の街へ戻り、秩父神社とその夜祭を体感できる祭会館など街中を回遊、少し早めのお昼ごはんに名物・豚味噌丼とそばのセットをいただき後半戦に備えました。 つづく            y.terai