台風10号接近でJRはじめ公共交通機関が乱れるなか、8/28に浜松へ行ってきました。
当日18:00プレーボールで名古屋バンテリンドームでのプロ野球観戦チケットを手に入れていたので、それまでの時間に近隣で以前から気になっていた地域を巡ってみようと選んだのが、いまは浜松市天竜区に属する旧佐久間町と旧水窪町でした。
なぜそこまで気になっていたのか?と考えてみますと、たしか小学生の時だと記憶していますが、日本の高度成長期のシンボル的建造物として黒四と並んで教わった佐久間ダムの存在。そして同じく小学生の頃「JTB時刻表」をながめていて、山間地域ながら飯田線沿い水窪町にバス路線が集まっていた記憶・・・そんなこんなで琴線に触れずっと気になっていたわけですね。
それで訪ねる前に佐久間・水窪地域が昭和30年頃は賑わっていたであろう資料がないかとインターネット検索で調べてみたら、概算ですが人口データが見つかりました。当時はこの山あいの狭いエリアに35千人以上が住まれていたようです。なんといまなら市政施行できる規模ですね。それがこの半世紀で過疎化が進みそれも近年に加速しているようでいまや当時の十分の一ほどに減ってしまっています。
そこでわたしの幼少期にあたる日本高度成長期を強くしっかりと支えてくれた佐久間ダムに還暦を迎えたいまこそ敬意を表し現地で詳しく知りたい、そして昭和中期に繁栄を極めたであろう塩の道沿い水窪商店街の現状はいかほどかこの目で確かめておきたい。それが旅の目的になりました。
まぁ行ってみてなにがあったわけではないですが昭和への強い郷愁を感じられたうえに、自分としてはなによりも 気分的にすっきりしたことがよかったですね。
誰しも気になる対象は違うものの、解決しておきたいすっきりしておきたい課題はありがちなこだと思いますがいかがでしょう? y.terai