お客様からの紹介で、初めてお伺いしたお家なんですが、「一時的にすごく雨が降った日、エアコンを動かしていたらいきなり室内機から勢いよく水漏れして、その後怖くて使えない。一度点検して欲しい。」とのご依頼でした。
東芝の10年は経過しているエアコンでした。まずはドレンバキュームで吸引と、室外機側にまわってみると、ドレンは塩ビパイプで横引延長されて、その先は縦樋に差し込まれていました。ビニールテープを巻いて固定してあったドレンホースをほどいて吸引しても、ドレン経路がつまっている様子はありません。次に室内に戻り、500mlの水を熱交換器に吸わせて流しましたが溢れて水漏れもせず、スムーズに流れていきます。冷房試運転しても大丈夫。涼しく快適です。
ということは、現時点では機械・工事部とも異常なしとなります。それなのに何故なんでしょう??もうおわかりですね。
工事業者がお客様のお家を湿気させないようによかれとした、縦樋への密閉したドレン管工事が、ゲリラ豪雨の一時的限定で、あだになったようです。縦樋の容量が普段は問題ないのですが、その時の雨はとてもきつくそれだけでめい一杯で、エアコンドレン水まで受け入れる余裕がなかった。それもドレン管が縦樋に対し横からささっていたので勢いよく流れる雨水がフタのようになったことが推測されます。
対処としては、ドレンホースから塩ビ管への差込を密閉せず漏れない程度にすき間をつくったのと、固定せず抜けるようにさせていただきました。まずこれで回避できるでしょう。
それにしても、数年に1回程度と思われるゲリラ豪雨が、こんなところに影響してくるとはびっくりです。
梅雨が明け暑さ増してきましたが、エアコンを適切にお使いいただき、熱中症にならないように充分お気をつけください。快適にお過ごしいただきますよう願っております。 y.terai
