今回の年末年始休み(12/31水定休~1/4日)は、わたしにとって曜日の並びが都合よくなかったので、ひとりで遠出しにくいなどうしようかなと年末ギリギリまで迷っていました。さすがに大晦日と元旦は家族一緒に過ごしたいし、年始は定休曜日の加減で元旦除くと3日間しかないうえに最後が土日にかかるのか・・・。旅の目的地は興味を持てるテーマのある地域で、さらに大津より温暖がよいし、疲れ果てての正月明けは避けたいので片道3時間まででスタート地点へ行けて、年始でもあまり混んでなさそうなところ・・・それにできれば温泉も・・・。
そうだ、徳島吉野川沿いを遡ってみよう、谷地にあるマチと高地にあるソラと呼ばれる集落の対比、藍やタバコで栄えた風情漂う卯建のある街並み、そしてその財力を基にこの地で育まれた文化である阿波踊りや人形浄瑠璃・・・、温泉も全国的に無名ながら効能ありそうなのがちらほら、食べ物も徳島ラーメン、半田そうめん、祖谷そばと好きな麺系パラダイス・・・。よっしゃ、徳島へ行こうとクリスマス前にようやく重い腰をあげました。が、はたして正月にかかる日程でそれも出発約10日前に行き帰りのバス、現地でのレンタカー、宿泊の全てを手配できるのか・・・。あかんかったら寝正月やな、まぁそれはしゃーないな・・・。
そんな心配をよそにおかげさまでて全ての予約がうまくとれ、1/3当日大津を朝5時半頃JRで出発、
神戸舞子 で高速バスに乗り換え目的地域出発点である鳴門に8時半頃に到着。高架にある高速鳴門バス停からは無料スロープカーで地上の観光案内所前に降り立ちます。
そして観光案内所前のトヨタレンタカーで2日間旅の相棒となる冬タイヤ仕様の軽乗用車を借りていよいよ出発!まずは吉野川中流域鴨島を目指します。何があるの?って。それはね江川湧水源と江川鴨島公園だよ。
江川は全長10kmに満たない鴨島の街中を流れる、見た目は何の変哲もない吉野川水系の川。ただし江川の生立ちは興味深くて、近くを流れる吉野川の伏流水が唐突にそこで湧き出していて、それもなぜか冬温かく夏に冷たい水。その流れを街中に堰止めるようにつくられたのが江川鴨島公園でそこには渡り鳥かな?詳しくないけど水鳥たちが気持ちよさそうに群れを
なしているんだよ。
ボーと水鳥達と過ごせる贅沢な時間は、残念ながら旅人には長くもとれず、次は悠々と流れる大河・吉野川を堪能すべく、川島・岩の鼻展望台へ向かいます。そこからは吉野川に多くかかる潜水橋のひとつ「川島橋」を眺められます。四万十や仁淀の高知では沈下橋と呼ぶのですが、この辺では潜水橋なんです。 ちなみにここの川中島は日本一広いらしくて、肥沃な耕作地になっていました。
「川島橋」からその広い川中島を横切りもう一本の橋を渡ってしばらく行くと、重伝建指定・卯建の上がる街「脇町」に到着、ここでは街ブラして西田敏行主演『虹をつかむ男』の舞台になった脇町劇場オデオン座に立ち寄りました。そして潜水橋「脇町橋」経由で再び吉野川南側に戻り、つるぎ町の道の駅で名物「半田そうめん」をいただき二層卯建の上がる街貞光をブラブラ。このあと卯建の街としては池田も巡るのですが、自分的にはこの貞光がもっとも印象に残りました。珍しい二層卯建もですがそれに加えて旧貞光劇場がええ味出して街にアクセントつけてるし、谷筋のマチから両側山中高所にソラ集落が対比的に眺められとても興味深いところでした。 

つづく y.terai
追伸;川島から貞光に向かう途中の国道沿いに阿波三島郵便局があります。その真横に太陽光発電所があるのですが、そこを車で通りがかったときズラッと並んだ太陽光パネルのうえを駆け抜ける複数の生き物の姿が目に飛び込んできました。あわてて郵便局駐車場に停めさせてもらい、その生き物を確認してみると山羊たちでした。どうやら放し飼いされているみたいです。でも何のために???
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