既設火災警報器についての問い合わせで圧倒的に多いのが「電池切れですって言うとるんで診に来てや」の類になります。
で今回もそのようなことでお伺い。ワイヤレス連動型で親機1に子機2台の組み合わせ、そして設置後10年以上経過していたので工業会推奨どおり器械ごとの取替えを提案したところ、すでに電池切れになった子機1台だけを新品取り換え、他の親1,子1台はそのまま電池切れになるまで使いたいとのご要望だったのでそのとおりにしました。
入れ替えの子機を親機に登録してから正常に連動するかをメッセージ確認します。子機2台は「正常です」とお利口さんな返事、ところが親機は「子機何台です」とこちらをホッとさせてすぐに「電波が届きません」とアララッな状態で、なぜなぜ???
あとになって振り返ればその時親機は「子機3台です」と発していたように思います。すぐにそれに気づけばよかったのですが、どうしても「電波が届きません」のネガティブメッセージに気をとられひきずられしばらく路頭に迷うことに・・・
そう、子機は2台なんです!親機の登録から撤去子機を消去する必要があったんですネ。もういるはずのない子機を親機は探し続けていたということです。親なら当然ですよネ。心配させて御免なさい。
扱っていて度々感じるのが『電化製品って人に似ているな・・・』ってこと。
ちなみに子機の親機とのペアリング登録はその度に上書きされるので、前の親機をわざわざ登録消去する必要はありません。これも人に置き換えがちで、親立場から侘しさを感じてしまう今日この頃です。 y.terai