帝釈峡は2つのエリアに分けられます。神龍湖&下帝釈と上帝釈。その間は遊歩道もありますが、今回は時間の関係で車移動。それぞれに広い駐車場が用意されており、駐車料金も二ヶ所共通で400円と良心的です。
まずは神龍湖の遊覧船へ。琵琶湖のミシガン、芦ノ湖の海賊船とは全く違う趣でこれはこれでいとおかし・・・。外観は大型屋形船、中は期待に違わずゴザ敷です。団体さんと相乗りでそれなりに楽しめます。
わたしのオススメは上帝釈エリア。駐車場から世界三大天然橋の雄橋まで、紅葉をめでながらアップダウン少なく歩きやすい遊歩道を片道約20分。手軽に自然を満喫できます。
その後は、再び街並み散策へ。庄原、吉舎、府中、草戸(明王院)と廻ったところで、日の短い11月初旬のこと、日暮れとあいなりました。
そして新倉敷駅までの帰り道に、笠岡の「シャコの店」で早めの夕食、そして水島工場地帯の夜景を求めてぶらり旅の〆としました。
今回のめっけもんは街並み散策で訪れた吉舎! 川沿いに外壁漆喰の崩れかけ感が哀愁漂わせる酒蔵所と、昭和感満載の街並み。これは素晴らしい!行けてよかったです。
中国山地の山並みの中に抱かれるように、吉舎の他にも上下、勝山、吹屋など私の大好きな街並みがこの地域には残っています。懐かしい風景の新発見が繰り返しあり、自然とあわせて何度訪ねても飽きることがありません。 y.terai