夜が明け2日目。この日のメインデイッシュは最後に訪ねる徳島県・出羽島。テバジマと読みます。詳しくはテライ通信9月号に載せましたので、そちらを見ていただけると幸いです。
宿泊した高知駅前から出羽島渡船が出る徳島県牟岐港 まで室戸岬経由で約120km。朝6時前に出発、JR四国で高知から後免、そして後免で乗り換え。ここからは各駅にやなせたかしさんのキャラクターが暮らす土佐くろしお鉄道ごめんなはり線です。終点の奈半利まで約1時間の乗車です。
奈半利からは路線バスで室戸岬近く石垣集落の残る元・新村へ。いくつか残る石垣を眺めながら通り抜け、タイミングをあわせて手配しておいた迎えのタクシーに乗り室戸岬では最も大きな町・室津へ向かいます。四国八十八ヶ所霊場第二十五番札所・津照寺にお詣りし、漁師町を散策の後、開店したての地元スーパー・サンシャインで朝焼き鰹たたきと高知四万十辺りのご当地パン・羊羹ツイストを調達、バス停ベンチで次のバスを待つ間に食します。
朝からの鰹たたきを食べ終わってしばらくした頃、室戸岬経由甲浦行バスが定刻少し遅れで到着、乗り込みます。大地の力を感じる海岸風景を右に見ながら、北上。
バスの終点、高知の東端になる甲浦集落、そこから阿佐海岸鉄道で隣町でありながら、徳島県西端になる海部町・鞆浦集落は、わたし好みの昔ながらのザ漁師町。船溜まりを囲むように建つ家々の街並みがとても素敵です。
そしてJR四国牟岐線でいよいよ牟岐と出羽島へ。出羽島は30年近く前に岡山の山ん中にある鉱山集落・吹屋に出会えた時に感じたのと同じ、それ以来のものでした。「よくぞ残ってくれていた。わたしが来るのを待ってくれて本当にありがとう!どうぞこれ以上の手あかがつかずに次世代へ引き継げますように。」という勝手な想いです。吹屋はその後、個人的には残念ながらかなり俗的に観光地化が進んでしまいました。出羽島はこのままそっとしておいていただけるとありがたいのですが・・・・
なので私的には公に出羽島を語るのはこれが最初で最後にします。数年経って再訪するつもりです。そのままを期待して。
y.te
rai
追;牟岐から帰りは大阪行高速バスに乗りました。高速といっても鳴門まではバイパスは通るものの地道です。私は早く家へ帰りたいので、高速舞子でJRに乗り換えるようにしています。牟岐-舞子の所要時間は定刻でおよそ3時間40分です。
